ABOUT

女神シルビアの息子であり、カーマスリブの根を守る監視者。 根に生じた亀裂から、地上へと現れた。

状況に応じて武器の持ち替えが可能

PARAMETER

STORY

エリアン暦235年。


神樹カーマスリブが燃えた。
ベディルの末裔の欲望に満ちた炎によって焼け落ちていった。

祝福を受けて生まれてきたはずの女神の子孫たちは反目しあった。

カーマスリビアでの凄惨な戦いの末。
アヒブがグラナから離れることを決めた日。

彼らは静まり返った夜、神樹の根元に強力な封印の呪文を施した。
そして、カーマスリビアは根の監視者との繋がりを失った。


アヒブが封印したものは、「カーマスリブの根」にある地中の要塞への通路だった。

通路の向こうには、カーマスリビアの兄弟、女神の息子たちが住んでいた。
弓の名手である彼らは、
闇の精霊がカーマスリブの根に侵入できないように巨大な要塞を建てた。

女神の息子たちは自らを「ルトラゴン」、根の要塞を「アドウィル」と呼んだ。


要塞を守る日々。
偶に天上より響く女神の声は、
ルトラゴンたちの単調な毎日の慰めであり、気力の源だった。

ところが、ある日を境に女神の声を聴いた者が誰もいなくなった。
しばらくすると地上の姉妹たちとの連絡も途絶えてしまった。


神樹カーマスリブが燃え上がったこと、そして姉妹たちの反目、通路の封印。


それらをルトラゴンたちは知る由もなかった。

太初からアドウィルを守っていた長老は、こう告げた。

カーマスリビアの姉妹に何か良くないことが起きたに違いない、
こんな時こそ、我々は姉妹を信じて要塞の守りを固めるべきだと、
若きルトラゴンたちを宥めた。


それから長い時が流れたある日の夜明け。

地平線を真っ黒に塗りつぶしながら闇の精霊の群れが要塞に襲い掛かってきた。
圧倒的な物量の前に、次々と仲間が倒れていく。

カーマスリブの根を守り切れない、そう思った瞬間、信じられない光景が現れた。
要塞アドウィルの中心から天に向かって伸びていた「根」に亀裂が生じたのだ。

亀裂からは初めて見る“光”が差している。あまりにも眩い光だった。

一瞬の静寂の後、闇の精霊たちは魅入られたかのように
亀裂に近づいては光に砕かれていった。

1人の若いルトラゴンは光を見てこう思う。

あの亀裂の向こうには“希望”がある。

彼は赤く染まった戦場を横切り、亀裂に近づいた。
それに気づいた長老がしゃがれた声で叫ぶ。


馬鹿者、母の意に背くつもりか!
仲間の元に戻って今のうちに戦線を固めろ!


長老の言葉に、若いルトラゴンの胸に葛藤が沸き上がる。

生を受けてから、生涯を、名誉も、全てアドウィルに捧げた。
根の上にある王国を守護するために生まれた。

私は、闇夜を切り裂く矢。
私は、夜明けを迎える瞳。
私は、朝を知らせる鐘の音。

疑問も持たず仲間と一緒に当たり前のように生きてきた。
ところが私は何をしようとしている?

仲間が目の前で血を流して倒れているというのに。


その時、亀裂から暖かい光が湧き出すと、若いルトラゴンの懐へ入ってきた。
僅かに残っていた女神の最後の力だった。
混乱に満ちた戦場の中だというのに、心は澄んで頭の芯が鮮明になる。

これ以上、古のしきたりや義務に囚われることは無い。

そう直感した。

彼は光に手を伸ばしながら、驚いた表情の長老に告げる。


そこを退いてください。母の意はこの亀裂の向こうにあります。

※本ページで公開されている内容は、開発工程により、実際に導入される内容と異なる場合がございます。

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